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>観光マップ 観光施設・名所>鵜原理想郷
鵜原理想郷
天才歌人与謝野晶子らも愛した『鵜原理想郷』
今も昔も人は安らぎを求め、喜びと感動に心を躍らせます。
『鵜原理想郷』は、太平洋の荒波に浸食された、典型的なリアス式海岸です。深い入江を覆うように木々や海岸性の植物が、紺碧の海に突き出た岬の先端まで茂り合っています。その複雑な自然造形に惹かれ、古くから多くの文人墨客などが訪れ、数々の作品を残したほど美しく優れた自然景観をもっています。特に与謝野晶子は、昭和11年4月〜5月に友人画伯らと当地に滞在し、76首の歌を詠んでいるほどです。
◆JR鵜原駅から徒歩約7分
鵜原理想郷は、鵜原地区の南東部に位置し、鵜原海岸を抱くように海に突き出ています。
鵜原理想郷へは、JR鵜原駅から市道を海に向かっておよそ150m進み、T字路をトンネル方向に左折します。鵜原第1トンネルを抜け、第2トンネルを出てすぐに右折し、直線で緩やかなスロープの坂道を170mほど進むと鵜原理想郷入り口です。
入り口には、『一周2,300米鵜原ハイキングコース』と刻まれた道標があります。なお、ここから先は、地元関係者などを除き、車両などは進入禁止のため徒歩で進みます。
◆駐車場
鵜原理想郷入り口には、鵜原理想郷利用者専用の無料駐車場があります。2輪車6台、軽自動車1台、普通車5台、大型バス1台が駐車できます。
駐車場の利用方法や、ハイキングコース案内図などの看板がありますので、出発前に必ず読み、他の利用者などの迷惑にならないよう内容を確認しましょう。この駐車場が『鵜原理想郷ハイキングコース』の”起終点”となります。なお、鵜原海岸側には専用駐車場はありませんのでご注意ください。
鵜原理想郷利用者専用駐車場
◆1周2,300mの『鵜原理想郷ハイキングコース』
鵜原理想郷には、利用者専用の無料駐車場を起終点としたハイキングコースが整備されています。
所要時間は、急いで約40分、ゆっくり進むと1時間半ほどです。このひとときには、眼下にきらめく海の輝き、柔らかな潮風の気持ち良さ、四季折々の花を咲かせる植物、時折聞くことのできる小鳥たちのおしゃべりなどを楽しむことができます。
ハイキングーコースマップ
◆道標
ハイキングコース始点の道標
ハイキングコースには、19ヶ所に『道標』と『注意標』が設置されています。ハイキングコース用の道標は、楕円柱型と平板型の2種類があり共に白御影石製です。この道標の矢印の示す方向に進むようにしましょう。
また、楕円柱型の道標の両脇には、与謝野晶子の詠んだ歌が刻まれていますので、これを読みながら進むのも一つの楽しみです。
◆名勝ポイント
起点から終点まで1周約2,300mのハイキングコースには、いくつかの名勝ポイントがあります。また、名勝ポイント名は与謝野晶子の歌の一節などから命名されているところもあります。
駐車場からすぐの、ハイキングコース最初のトンネル。いよいよハイキングのスタートです!
駐車場からおよそ10分、トンネルを抜け、階段をのぼり、野趣あふれる遊歩道を進みます。
遊歩道を進むと、木々の間から『勝浦海中展望塔』が見えます。標高が高くなったことを実感できます。
遊歩道に設置されたベンチ。すばらしい景色を眺めながら一息つきましょう。
駐車場からおよそ15分、最初の名勝ポイント『手弱女平』への道を示す道標。
ここから手弱女平への間には、コース沿いに桜が植えられ、春には満開の桜を楽しむことができます。
手弱女平へ向かう途中に、理想郷を詠んだ『篠田悌二郎』句碑があります。
◇手弱女平(たおやめだいら)
起点から約650mの地点にあり、岬が東に向かって突き出た岩山になっています。東に海中展望塔、遠くに八幡岬を望みます。ここには、『鐘付きのデザインベンチ』があり、ベンチに腰掛けながら鐘を鳴らしたり、記念撮影にも最適な場所です。また、手弱女平の手前には、休憩用の四阿(あずまや)があります。
駐車場からおよそ20分、最初の名勝ポイント『手弱女平』に到着です。こちらには四阿(あずまや)が設置されているのでゆっくり休憩しましょう。
『手弱女平』は風化により岩肌が見えます。足元に注意してください。
先端からは、『ひとつやま』と呼ばれる切立った小島が見えます。
青く輝いた海と、勝浦海中公園、遠くには八幡岬を見ることができます。
眼下には、煌めく海に浮かぶ漁船が。周辺はとてもよい漁場となっています。
振り返ると眼下にハイキングコースの終点である『勝場港』を望むことができます。
『手弱女平』からおよそ5分、ハイキングコースの木々の間から鵜原海岸方面を望みます。
『毛戸岬』指し示す道標が見えてきました。道標の側面に刻まれた、与謝野晶子の詠んだ歌も要チェックです!
◇毛戸岬(けどみさき)
ヤブツバキの群生林がある『毛戸岬』
手弱女平から約450mの地点にあり、名勝ポイントの中で最南端に位置します。東の間近いところにひとつ山が見え、南に鵜原島を望みます。四阿の北側にヤブツバキの群生林があり、冬から春にかけて赤い花が咲きます。
◇白鳳岬(はくほうみさき)
鵜原島を望む『白鳳岬』
毛戸岬から約200mの地点にあります。岬の先端の方向に鵜原島を望み、西に明神岬がそびえています。石切場と思われる跡地があり、先端は断崖絶壁です。崖には近づかないでください。
◇黄昏の丘(たそがれのおか)
春には桜が『黄昏の丘』
白鳳岬から約60mの地点にあり、四方を見渡すように四阿が建っています。名勝ポイントの中で最も高い位置にあり海抜約30mあります。北西に望む鵜原湾と守谷地区・興津地区の岬は、南側の太平洋とは対照的な景色です。早咲きの桜が、地元の皆さんにより管理され、元気に育っています。
黄昏の丘から太平洋側に目を向けると、鐘付デザインベンチのある手弱女平を見ることができます。
黄昏の丘から、波静かな『鵜原海岸』を望む。
夏には、多くの海水浴客でにぎわいます。
黄昏の丘から階段と坂道を下ることおよそ5分、トンネルが見えてきました。トンネルでは海に近いことから磯カニなどの生き物を見れるかもしれません。
このトンネルを抜けると、『鵜原海岸』です。
◇鵜原海岸(うばらかいがん)
日本の渚・百選『鵜原海岸』
黄昏の丘からおよそ200m地点のトンネルを抜けると、手前に船曳場があり、その向こう正面が鵜原海岸です。
鵜原海岸は、守谷海岸とともに「日本の渚・百選」に選ばれた遠浅で波静かな海岸で、夏は海水浴場として多くの人でにぎわいます。
トンネルを抜け、5分ほど鵜原海岸に沿って歩くと、『勝場港』へと続くハイキングコースを示す道標が見えてきます。
鵜原海岸からおよそ5分、手彫りの小さいトンネルを抜けると『勝場港』です。
トンネルは天井が低いので、頭上に注意しながら進みましょう。
船曳場へと続く小道。漁具倉庫や漁船が見えてきました。
◇勝場港
複雑に侵食された崖が特徴『勝場港』
鵜原海岸沿いの道路から折り返すように右に曲がり、細長いトンネルを出た正面が勝場港です。漁船などが停泊し、整備をされた船曳場などと対照的に、複雑に侵食された崖が見える印象的な港です。
ここがハイキングコース最後の名勝ポイントです。
◆地元の皆さんの協力
このハイキングコースは、鵜原区・地元住民・新勝浦市漁業協同組合鵜原支部・勝浦市観光協会鵜原支部など、多くの皆さんの協力により設置されています。
【問い合わせ先】
勝浦市観光協会 TEL:0470−73−1658
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